夫の浮気を許すために自分も浮気をする妻

“日本の社会では真に男女の平等が確立していませんので、状況次第では同じ問題を起こしても男性には甘く、女性には厳しいという世間の目があります。本稿のタイトルでもある、夫の浮気と妻のそれとの議論です。男女が完全に平等な社会が実現した場合は、例えば女性が家庭に入って家を守るという考え方自体が、女性の性を座敷に閉じ込める野蛮な考え方だと言われる日が来るかもしれません。

夫が不貞行為を働いた場合、それが許されるのは本来は問題の源流にさかのぼり、原因分析をし、なぜそうなったのかを調べた上で、今後そのような不貞行為は行わない、と確実性の高い約束がなされたら問題は解決したと言えるでしょう。

しかし人は感情の生き物でもあるので、夫が不貞行為を働いたのなら、妻も同様の行為を行うことによってバランスをとる、という考え方も決してアンフェアではありません。

妻は夫に報復することで初めて同等であるという認識をした場合です。

しかし一般的にはこの報復は避ける方が無難です。前述の通り現在の日本社会は真に男女平等が実現していませんから、夫の不貞行為はまああり得ることとされ、妻の不貞行為はとんでもないことだ、という見方がされかねません。

こんなことをしたら妻は圧倒的に不利な状態に立たされることになるでしょう。

ただし先に述べた原因分析から再発防止型の問題解決を図ろうとするのが法律運用的な考え方だとしたら、夫婦間のみで取り決めをかわし、今後お互いの不貞行為は自由である、とルールを決めるのならば外から口を挟む問題ではないのかも知れません。

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